しみ治療と肝斑治療

こんにちは

八事石坂クリニック八事院ナースです

本日はシミ治療に関して書きます
シミ治療している方、これからシミ治療しようかとご検討中の方にぜひ読んで頂きたいなと思います

肝斑とは？

肝斑の特徴は、左右対称にほぼ同じ形、大きさで現れると言われています。

特に頬骨のあたりに多く現れ、比較的広めの範囲に輪郭がはっきりしない形でモヤっと広がります。

額や口にもできる事があります。主に、30～50歳代の女性に多いといわれています。

といったものが、肝斑と言われていますが、、少し曖昧な感じです・・

実は肝斑の定義は正確には決まりきってないんです

そのため、他院で肝斑ではないと言われた方のシミでも、肝斑であるケースも時々あります。

定義がはっきりしていないためそのような事も起こります

肝斑の原因は？

・レーザー照射による刺激

・紫外線

・摩擦

・女性ホルモン（妊娠、ピル内服）

・精神的ストレス

肝斑は上記のような原因で出現したり、悪化します。

今肝斑が無い方でも、このような事を機に潜在している肝斑が出てくる事もあります。

レーザーの刺激も肝斑を悪化させるリスクがあるんです

ではどうやって、シミ(日光性色素斑、雀斑など)と肝斑の治療をしていったらいいのか・・

肝斑を悪化させずにシミ治療をする事はできるのか・・

肝斑の治療はどうやってする？

肝斑治療の第一選択はトランサミンの内服です！

💊トランサミン(トラネキサム酸)
・抗プラスミン作用がメラノサイトの活性化を抑制することで美白効果があります
肝斑
炎症性色素沈着
日光性色素班に効果的・止血剤、抗炎症剤
医療の場でも使用されているお薬です。副作用はほとんどありませんが、たまに気分不快を訴える方もいらっしゃいます。

また血栓を溶かす作用を抑制し、もともとあった血栓を定着化させてしまう可能性があります。

そのため以下の方には処方できません。
・脳梗塞
・心筋梗塞
・血栓性静脈炎　　など、、血栓ができやすい既往のある方。

💊シナール(ビタミンC)
・コラーゲン繊維を作る
コラーゲン繊維の合成時に必要なもの。

・抗酸化作用
活性酸素の働きを抑え細胞や組織の老化を防止してくれます。

・美白効果
メラニン色素の形成を抑えシミの改善効果

・風邪予防
ビタミンCはリンパ球を活性化し、免疫力UPにも繋がります

★シナールは美白効果があるためレーザー治療では取り除けない肝斑にも有効なんです！

シミ治療を始めるなら、内服をしながら、レーザー治療していくのがお勧めです。

肝斑もシミも薄くしたいならまずは、トランサミンとシナールを内服するのがお勧めです❤😊

またレーザー照射によって新た肝斑が出る可能性もあるので、今肝斑がない方でも肝斑年齢の方は是非内服してから治療していただきたいです

肝斑がないからといって内服せずにレーザー照射をご選択される患者様もいますが、肝斑がでてしまうケースは少なくないです。

内服をしながら、シミ治療を始めるか、

まずは内服だけで治療を始めるのも良いと思います