輪郭手術その1
顔の輪郭手術について
輪郭手術を考えるには、まずどんな輪郭になると患者さんの満足につながりやすいかを理解する必要があります。
女性の場合を考えましょう。
よほど変わったご希望がなければ、年齢に限らず基本は「小顔」になります。
美容外科で「小顔」といえば、顔が小さく見える、ということです。
ここは一番重要ですので繰り返し言います、「小顔に見える」ことです。
つまり物理的に顔の体積を小さくすること、ではありません。
ここを誤解していると、患者さんの満足感になかなかつながりません。
顔面骨の骨切り、顔の脂肪吸引、咬筋BTX注入などは、体積は小さくなるものの必ず小顔に見えるようになるとは限らないのです。
では具体的にはどうすればいいか
まずは顔を3分割します、鼻の時と同じように上・中・下にわけます。
単純に言ってしまえば、この「下」にボリューム感があり、「上」にボリューム感がないと「小顔」にみえません。
要するに「上・下」のバランスが悪いと顔が大きく見えるということになります。
わかりやすく言うと「ゴリラ」型ですね。
ここで「あれっ?」と思いましたか、・・・そうです、「上」にはボリュームがあった方がいい、ということです、顔を小さくしたいにも関わらず。
続きは次号で。