まぶたの機能解剖

二重の相談を多くうけるようになりました。

患者さんは、うちのクリニックのHPやこのブログをみてカウンセリングに来られる方がほとんどです。

ここに書かれていることはここ数年の経験から解ったことで近々学会発表しようと思っている眼瞼(まぶた)の機能解剖が中心になっています。

まぶたの機能の中心は、眼瞼挙筋にあるわけですが、その腱膜についての理解を深めると手術が断然やりやすく、結果も安定してくることを日々実感しています。

修正手術においても、この観点から手術をしてみていくとなぜ予期せぬ結果になってしまったかが比較的理解しやすいことも実感できます。

逆にいえば、私のとってここ数年でまぶたについて解ったことといえばやっとそれだけのことにすぎません。それだけのことで眼瞼機能すべてを語りつくせるはずではありません。もっと深く理解しなければいけないことはたくさんあると思います。

私がまぶたの手術が上手でどんな手術でもできると思って相談に来られる方もいらっしゃいますが、それは大きな誤解ですのであしからず。