東洋のガラパゴス

先日、炊飯器を買いました。大手家電店に見に行きましたが、製品の多さにびっくりしました。

値段も5.5合炊きで1万円台から10万円近くするものまでさまざまでした。

日本人の主食であるお米をいかに美味しく炊けるか、で各メーカーがいろいろ工夫しているようです。特に炊飯器の釜の材質には土鍋がま、鉄がま、銅がまなど考えられるものはすべて製品になっているようです。

ここまでくると、あるひとつの道を徹底的に追及する日本の伝統的なやり方に通じるものがあるような気がします。

携帯電話機の機種を見てもよくここまで機能を詰め込むことができるもんだとただただ感心です。

ところが世界的にみると日本の製品は規格的にかなり特殊なものでこの現象を「ガラパゴス現象」というのだそうです。

特殊な環境で極度に進化してしまったものに囲まれているのが現代の私たちなのかもしれません。

最近エコカーを運転する機会がありましたが、よくもまあここまで進化させることができたものだと感心、もはやこれは今までの車の概念では語れないというのが私の印象でした。