修正手術術後経過について
美容外科の手術のあとの腫れなど、いわゆるダウンタイムは患者さんにとって気になるところだと思います。
患者さんの状態によって一概に申し上げられない部分がありますが、2回目以降の手術は一般的に腫れが強くなる傾向があります。
たとえば「切開式重瞼術」の場合、以前に埋没法を受けておられる方のほうが腫れが強くなる傾向があります。ましてや2回目の切開式重瞼術になるとさらに腫れが強くなります。
これは以前から申し上げている「瘢痕」に関係があります。2回目以降の手術の時は、この瘢痕を処理しないと新たな手術ができないことがあります。
まずは前回の手術後にできてしまった瘢痕を切除したり癒着をはがしたりして、できるだけ元の状態にリセットしてから新たな手術を始める必要があります。リセットするまでに時間がかかることがあります。
以上の手順を踏んで手術をするのでどうしても腫れが強くなります。
そのような手術を考えている患者さんは、少しダウンタイムを長めに考えておかれたほうがいいかもしれません。
ちなみに切開式重瞼術後の修正術の術後経過写真を参考にしてください。こちら。