ペット考

今日は、父の3回忌でした。父の死後いろいろありましたが、2年も経つとやっと当時を振り返る余裕ができるようになりました。

父の死後に相続のことなどいろいろありましたが、当時を思い出して一番大変だったのは父に飼われていた犬の行く末を決めることでした。

その犬はトイプードルで今から16年前、父も母も(母は9年前に亡くなりました)健在のころに飼われ始めた犬で、二人に大変可愛がられていました。

飼い主がいなくなってしまったその犬を、私の家が引き取れるとよかったのですが、うちにはすでに2匹の犬を飼っていてそれ以上飼う余裕はありませんでした。

その後幸いにも、以前うちの犬の訓練をしていただいた先生に引き取ってもいいとおっしゃっていただき行く末が決まりました。

今ではそのお宅にすっかり馴染んでかわいがってもらい元気で過ごしているとのことです。

年をとってからペットに先立たれると飼い主が落ち込んで立ち直れなくなるという話をよく聞きますが、うちの場合のように飼い主に先立たれたペットもその後のことを考えるとなかなか大変です。

ある程度高齢になってからペットを飼う場合は慎重に考えないといけないということです。