新内閣への期待
菅内閣がスタートしたあと民主党の支持率が急回復しました。
前回のブログで菅首相の人物像として「粘り」をあげました。
その「粘り」の由縁にはいろいろあると思いますが、やはり菅さんの経歴の中にありそうです。
ひとつは、2世政治家ではないことがあげられます。1代で自らの力で支持者を得、ここまで来たのですから、2世政治家のように最初から地盤がある人とは必然的に違いがあります。
もうひとつは、「挫折」を幾度か過去に経験している点です。選挙にも数回の落選経験があることで、何度も何度もどん底から這い上がって来ている人物であることです。
さらにいえば、過去に大きな実績を作っていることです。それは記憶に新しい「薬害エイズ」問題(1996年)です。国が薬害エイズ問題を認めたことで、菅直人(当時厚生大臣)が患者に謝罪しました。
最近の総理大臣とは以上のような点で違いがありますが、単なる「かいかぶり」「期待過剰」に終わらなければいいのですが・・・。