本との出会い
学会が終わって、1昨日のこと、久しぶりに近くの行きつけの大きな本屋で時間を過ごしました。
本屋に行くのは私の数少ない楽しみの一つです。本屋の中を心の赴くままに本や雑誌を手にとりながらうろうろ回っているといろいろな発見があります。
今の世の中のことを知ることはもちろんですが、自分が今この瞬間に何に興味があるのかを客観的に発見できるのもおもしろいです。
潜在的に興味のある本(自分は気づいていなくても)は何周回っても毎回その本を手にとってしまうようです。
今回もそんな本に出会うことができました。その本は~「ドラッカー 日本への言葉」望月護著~です。
今現在自分の中にふつふつとわいてくる疑問にはっきりとした答えを出してくれそうな予感がする、そんな本でした。
その疑問とは
「企業(もちろん美容医療も含めて)はなぜ利潤を追求するのか」
です。
その答えをオーストリアの経済学者シュムペーターの言葉を引用して
「利益は企業の存続のためのコストである」
と明確に示してくれました。
自分の中で、開業以来いつももやもやしていた疑問を一気に解決してくれた本、と言えそうです。
この本と出会えてよかった。