シルエットリフトによるたるみとり
なぜスレッドリフト(アプトス、ワプトス、シルエットリフト、ハッピーリフトまどの総称)を単独でもちいた場合、引き上げ効果が現れにくいのか、また戻りが早いのかについてはこう考えています。
わかりやすく?説明します。
机の上にA4の紙を横向きに置き、次に自分の両手を手のひらを下にしてそのA4の紙の両端に置きます。
両手をゆっくり近づけると紙の真ん中が浮き上がってきますが、ここでうまく調整して(左をすこし中央に寄せて、右の手のひらを少し浮かせます)その浮き上がりを右端に寄せます。
これを「顔のたるみ」のモデルと考えます。つまり右が顔の下のほう(たとえば法令線など)、左を顔の上のほう(こめかみとか)と考えます。
そうするとこの紙の浮き上がり部分をたるみと考えることができます。
つぎに右手の手のひらをしっかりかぶせるとたるみが左のほうによっていきます(たるみがこめかみのほうに引き寄せられたわけです)。
ところがこのままですとこのたるみはちょっとしたことで容易に右のほうに戻ってしまいます。
今度は左に寄せたたるみをその場でおり倒すことで、この紙のたるみは消すことができ二度と右にもどることはありません。
言葉で説明すると難しいですが、やってみるととても簡単なことです。
顔の中でたるみをなくそうと思って単にたるみをよせたとしても、皮膚の余りをどこかで解消しないと結局はその余りがたるみとなってまたあらわれます。
糸で顔のたるみを手繰り寄せたとしてもあまった皮膚を処理(フェイスリフトによる皮膚切除)をしないと効果は長続きしないと考える所以です。