イノベーションの本質
自分自身の性格のせいか、「流行」、「はやり」というものに対しては、拒否反応にちかいものを感じることがあります。
こういう意味では美容医療には向いていない性格かもしれません。
先日書いた「スレッドリフト」でも巷ではとっくに流行は過ぎ去っています。
よほど新しい材料でできた目新しいスレッドリフトでないかぎり、話題にもあがりません。
でも私としては、逆にそうなってくると、俄然やる気が出てくるのです。
スレッドリフトには従来のフェイスリフトにはないいいところが絶対にあるはず!と。
繰り返し言いますが、スレッドリフトが廃れたのはそれを使う美容外科医が間違っていた(生かしきれていなかった)のであって、若返り術のなかでのたるみの原因とそれに対するスレッドリフトの正しい役割がわかっていればこれほど有用なものはありません。
従来あったものの「再定義」こそイノベーションの本質だというのが私の信条です。