症例写真を更新しました&術後経過から学ぶ姿勢
症例写真を更新しました。鼻中隔延長術の術後などです。写真はこちら。
この患者さんは、半年前にもアップされています(写真はこちら)。
その時は術後1か月ぐらいでした。
したがって今回の写真は鼻中隔延長術の術後6カ月ということになります。
細かいことを見逃さない人には、この半年で鼻がずいぶん変化していることがおわかりになると思います。
もともと延長は控えめでしたが、半年経つと延長効果がはっきりしてきています。
術後3~6カ月では、術後の腫れがあるため延長効果がはっきりわからないことがあるからです。
つまり最初の時点(術後1か月ぐらい)で「かなり鼻がながくなっているな~」と思う場合は、延長しすぎの可能性もある、ということです。
美容外科医にとって、鼻の手術はきれいでなおかつ目立たない鼻を作ることが重要だと考えるならば、このことを常に留意する必要があります。
その時に一番大事なのは、患者さんの術後において、時間とともに変化するどんな細かいことでも見逃さない姿勢です。
美容外科において、効果のない手術は論外ですが、ある程度効果を出せる手術とわかれば、次の段階では洗練された結果をだすためにいかに手術を細かくコントロールするか、という段階に移っていかなければいけないと考えています。