作品紹介(80系電車)

難しい話が続きましたので、ちょっと脱線です。

先日、蒸気機関車をアップしましたので今回は、電車です。

これは80系という昭和30年ごろに東海道線を中心に走っていた電車が元になっています。

前回同様、真鍮製のキット(スケールは80分の一)を半田づけで組み立て、そのあとにラッカー系の塗料で塗っています。

蒸気機関車にくらべると部品点数はとても少なく、くみ上げるのはそれほど難しくありませんが、色の塗り分けにはかなり苦労しました。

下地処理をした後、全体を橙色に塗ってそれからマスキングテープというもので塗り分けラインをだし、緑色塗料をエアブラシで重ね塗りします。

同様にして屋根をグレーに塗り換気扇を取りつけます。

さらに窓ガラスを表現するためにアルミサッシを接着し透明アクリル板をつけていきます。

そして最難関のHゴム(窓ガラスの周囲にある灰色の留めゴム)は、ポスカという水性塗料の極細ペンで色差しをして表現します。

手をかけて完成させた作品にはとても愛着がわきます。