あれから20年
このブログで「美容外科医への道」シリーズを書いていますが、前回のブログで名古屋大学にもどっていよいよ形成外科医の1歩をふみだすところを書いたところなのですが、その時のキーパーソンが「鳥居教授」でした。
ところが奇しくも昨日その鳥居先生の「退官記念パーティー」の案内がきていました。
「形成外科医」になるのを夢見て、名古屋大学に初めて鳥居先生を訪ねて行ったのが24年前。その夢がかなえられたのが20年前です。
鳥居先生が教授になったのも同時期でした。
名古屋大学形成外科の発足当時は、鳥居先生以下には私も含めて、並木先生(現名古屋第2日赤形成外科部長)、林先生(現名古屋第1日赤形成外科部長)、竹市先生(現愛知医大形成外科准教授)、福田先生(現ヴェリテクリニック院長)のたった5人の医局でした。
小さな医局でしたが、医局員はみんな超個性的。超個性的というだけではもの足りない、絶対!変人の集まり!でした。
それまで、自分自身のことは、かなり個性的で変わり者だという自覚はありましたが、この医局に入ると本当に自分が「まとも」に思えたものです。
今でこそ、形成外科とか美容外科はかなりポピュラーになった感がありますが、20年前、名古屋では形成外科の黎明期。そんな時代に形成外科を志す、などという医者は、よっぽど先見の明がある人間か、もしくはよっぽどの変人。
その時のメンバーは全員自分のことを前者だと思っているはず。
20年前がとにかく懐かしいし、その後の20年間は長かった・・・・です。鳥居先生、本当にお疲れ様でした。