カウンセリングについて~その1

最近つくづく感じていることは日々の診療でカウンセリングに時間がかけられることのありがたさです。特に手術希望の患者さんについてです。

患者さんの要望を聞き、必要な手術の説明を十分にお話しして、具体的にどんな手術をするか患者さんと決定、というところまでで1時間、場合によってはそれでも足らないこともあるぐらいです。

そんな私の診療スタイルを貫くことができているのも、いまのところ安定した経営ができているからと考えます。

美容外科の健全な診療には健全な経営が欠かせない、ということは開業前からずっとかんがえていたことで、それをまさに実感している毎日といえそうです。

カウンセリングではまず患者さんのお話を聴かせていただくわけですが、このときに気をつけているのは「まず手術ありき」でお話を聞かないようにしていることです。その患者さんに本当に合った手術方法はなんだろうか、そもそも手術が必要なのだろうか、などと考えながら話をきくようにしてます。

カウンセリング時に経営のことが頭をよぎると、どうしても「手術ありき」で患者さんの話を聞くようになってしまいます。手術を決めなければ、という邪心が患者さんの本当の要望を聞こえなくしてしまうような気がします。

そうして患者さんのお話を聞いたあと、こちらから手術方法を提案します。

その時にも「健全な診療には健全な経営」が重要であることを実感します。

続きは次号にかきます。