ウルセラシステム

日曜日に「ウルセラシステム」のセミナーにいってきました。久しぶりの大阪での開催でした。
ウルセラシステムは超音波を使って顔の皮膚の3~4.5mmの深さに焦点を集めることで皮下組織を熱で引き締める装置です。
最初に、この分野で大活躍の「みやた形成外科・ひふクリニック」の宮田先生の講演がありました。先生のところでは1年前から「ウルセラシステム」を導入されていてその貴重なご経験を教えていただきました。
先生の発表は非常に正確な顔写真を施術前後に撮って分析されていてすばらしいと思いました。
その正確な写真から、この器械は切らないたるみ治療器械としてはサーマクールと並ぶ効果的なものであることが解りました。
実際にサーマクールと比較するとどうかといえば、似たようなところもあればちょっと違うところもあるようです。
似たようなところは、両者とも効く部位がおもに「フェイスライン」であることです。特にあごのラインがターゲットになりそうです。
違うところは、サーマクールは引き締め、ウルセラシステムは皮膚の張り、といったところでしょうか。顔の全体の印象は、シャープになるというよりはふっくら滑らかなラインになっていたように感じました。あくまで先生の講演を聴いて見て私が感じた印象ですが・・。
痛みは、以前のサーマクールと同じぐらい、とモニターの方はおっしゃっていました。要するに、結構痛い、ということらしいです。
講演のあと、実際に器械を操作させていただきました。操作はとても簡単で顔全体でもそれほど時間がかからない治療のようです。
さて私のクリニックへの導入ですが、ちょっと「事業仕分け」をしてみて余裕があれば来年あたりに・・ん~どうしましょうか。