2015年はどんな年に・・・

早々と1年を振り返りましたので、次は来年2015年の目標などを考えてみました。

カウンセリングについては・・・

記録の取り方が、カルテに書くだけではどうしても抜けることがあり、それを防止するために、ICレコーダーのようなものを活用して、カウンセリングの記録を完璧なものにして行きたいと思っています。

せっかく1時間近くも患者さんと話し合うわけですから、きちんとした形にして残すことを考えています。

手術については・・・

カウンセリング同様、手術記録をカルテだけでなく電子媒体を用いた完全な形で残していけたらいいなと考えています。患者さんの「マイページ」なるものをHP上に作れるようにしてそこでこれらの記録も本人だけが見られるようにできればと夢を膨らませています。

「鼻」の手術が激増していますが、手術方法・方針については今までのやり方を継続していこうと思っています。

具体的には・・・

鼻の手術で最も重要な鼻先の位置・高さを決める手術については、術中の患者さんによる確認は可能な限りやっていきます。このやりとりも動画などで残していけたらなあ、と考えています。

鼻尖縮小術・鼻中隔延長術を中心に・・・

もっとも重要な鼻尖部分の手術を中心に考えて、そこよりも頭側(上側)は「隆鼻術」「鷲鼻形成」「幅寄せ」などから必要なもの選択し、さらに頭側(上側)には「眉間プロテーゼ」もしくは「眉間軟骨移植」、さらに前額(おでこ)では「ハイドロキシアパタイトによる前額形成」をカバーしながら顔の中心線のバランスを考慮した組み合わせを提供していく予定です。

また鼻尖鼻柱よりも尾側(下側)においては、口元のバランスをみながら、「鼻下長短縮術」「口唇拳上」「口唇縮小術」「口角拳上」「鼻翼基部プロテーゼ」「顎プロテーゼ」などの手術を組み合わせて、顔の中心線の下半分のバランスをとっていきたいと考えています。

中心線のバランスが決まったところで・・・

同時あるいは2次的に鼻翼関係の手術を考えます。具体的には鼻翼縮小術(外側、内側)、鼻翼拳上術、鼻翼形成術、鼻孔縁形成術などから必要と思われる手術を鼻柱との関係を見ながら選択することになります。

鼻ばかりになりましたが、他にも眼や頬の輪郭などたくさんある手術の中から適切な組み合わせを患者さんと一緒に考えながら選択できるような診療スタイルができればいいな、と考えています。

カウンセリング・手術の待ち時間について・・・

来年も一人一人の患者さんのカウンセリングと手術には十分時間をかけていきたいと願っています。そのために新規の患者さんの予約待ちがかなり長くなってしまい(今のところ3か月ぐらいの待ち時間でなんとかやりくりしています)、今後さらに長くなる可能性があるかもしれません。

それを解消するために、今月から手術やカウンセリングのキャンセル待ち制度を始めました。少しでも待ち時間を短縮したい方は、予約時に一言おっしゃっていただければウェイティングリストに登録させていただきますので是非ご活用ください。

来年もよろしくお願いします。メリークリスマス & ハッピーニューイヤー!