鼻の手術その10
さらにさらに、、鼻中隔延長術(SEG)のメリットについて
鼻尖の位置・高さ・形 どれをとっても大事なことであることを書いてきました。
これを一気に決定できる最も近道がSEGであることも理解できたと思います。
問題点として鼻先が固定されてしまうこともお知らせしました。
一方いろいろな理由でSEGの術後に「鼻先を変えたい」というリクエストはあります。
鼻先を長くしたいと思ってSEGを受けても術後あまり似合わなくて「もう少し短かめにもどしたい」、、などです。
もしSEGを行っていれば、ミリ単位で戻すことができるし、ミリ単位で鼻先を高くしたり低くしたりもできます。
このように患者さんのリクエストに応じて2~3mmぐらいの範囲で比較的正確に調整できることがSEGを受けているメリットです。
もし鼻翼軟骨がSEGで固定されていなければ、これは不可能なことです。
鼻先は一度で満足できる手術をすることがベストですが、万が一の時の修正にもSEGは役に立つ、ということです。