美容外科手術でトラブルをさけるために10

やっとこのシリーズも10回目となり、待ちに待った?手術の話です笑。

本題の前に、私の個人的な話をします。

それは私の大学受験時代までさかのぼります。

私が卒業した高校は、たいした進学校ではなく受験勉強も各自に任されていました。授業も一般的な教科書を使って普通の授業でした。

その授業だけでは医学部受験には対処できないものでしたので、受験意識の高い友達とかと情報交換しながら試行錯誤でした。

塾に通っている友達もいましたが、私は生来の塾嫌いでひたすら自宅で受験勉強をしていました。

そうかといって大した体力もなく夜は12時前に寝ないと睡眠不足で調子を悪くするので、いかに少ない時間で効率のいい勉強をするか、ということばかりを考えていました。

特に数学は受験の山になる科目で、ここでいい点を取れるかどうかが合否に大きく影響します。

その時に身に着けたのが、最小記憶勉強法です。

これは数学の問題を解くときに、一番応用の利く解答法を身に着けることに集中するというものです。

問題を解くときに、その考えに沿って解いていけば答えが得られるという自分なりの「原則」をいくつか確実に身に着け、それを応用することで全体の8割ぐらいの問題をその場で考えて説いていこうという解答法です

残り2割の問題はその原則を使って考えても解けないので、最初からあきらめるという潔いやり方です。

そうすれば、覚えることは最小限で済むので、暗記が必要なほかの科に時間を回せます。

今でも私が美容外科の手術を考えるときはこの方法を応用しています。

イメージを確実に実現化でき、なおかつ長期間その結果を維持できるという代表的な手術方法をいくつか身に着けて、それだけで患者さんの8割が満足していただけるようにする、というシンプルな方法です。

詳細は次号で