新しい発想
いま野口悠紀夫の超「超整理法」を読んでいます。同著「超整理法」から15年経過して、世の中の状況が激変し今回超「超整理法」の発刊になったようです。
私は15年前にこの「超整理法」に衝撃をうけ、いまでも封筒押し出し法で資料の整理を実践しています。資料の整理には「分類する」ことをしない、というおよそ世の中の常識を覆す発想に、私はすっかり魅了されてしまいました。
自分自身と世の中の「常識」を覆す時、これを受け入れるのに最初は苦痛や不安を伴うものですが、いったんこれがうまく機能するとこれほどの快感はありません。
そんな快感を求めて、今回の超「超整理法」を読んでみましたが、資料などを自分の手元に所有することをやめる(WEB上においておく)、という発想はそれほどの新鮮さを感じませんでした。
私自身もメールはサーバー上に置きっぱなしですし、20代の知り合いの人は、数年前からメモする代わりに自分自身にメールをうっていました(若い人は超「超整理法」のようおな大げさなことを考えずに軽々と時代の先端を歩くのですね~)。
美容外科や形成外科でも何年かに一度、発想の大転換があります。それが快感でこの仕事をしているといっても過言ではありません。
最近では「下眼瞼下制術」がなんといっても衝撃的でした。なぜならそれまで下まぶたをあげることはあっても下げるなどということはあってはならないことだったからです。
この手術を真っ先に支持した患者さんも20歳前後の若い患者さんたちでした。若い人が軽々と新しい世界を切り開いていくのですね~。