盛者必衰
盛者必衰は世の常です。
かつての高度成長時代の日本は決して戻ってくることはありません。
それは日本国が生み出す富が減少することですから使える予算も当然減ってくることになります。
ところがそれに気付きながら、対処が後手後手に回って、今になってやっと予算の使い道にメスが入った・・というのがあの仕分け作業です。完全に遅きに失した感があります。
本来であれば、かつての高度成長の産業構造の中身をもっと早い時期に改革し、世の中の流れに対応していかなければならない、新しいものに投資をしていかなければならなかったはずです。
それには古いもの、かつての栄光にすがることなく容赦なく切っていくことがどうしても必要だったのですがそれができなかった・・・。それが今の日本です。
ここまではつまらない日本国の経済のお話でした。
さてここで「日本国」を「あなたの若さ」に替えて読んでみましょう。
20代はどんなことをしても肌はぴんとしています。衰えが気になりだすのが30代になってから。でも30代なら化粧品とか自分でマッサージすれば何とかなるし・・大げさなことはする必要ないし・・・。
40歳になって「顔がたるんできた・・どうにかしないと・・」とやっと重い腰を上げることに。
カウンセリングにいって、ドクターにあれやこれやと勧められる、踏ん切りがつかず迷う、結局しばらく様子をみることに・・・。
50歳になる・・・たるみはどうにもならないところまできた・・・再びクリニックにいく、手術しかないといわれる・・切るのはいやだから器械でおねがいします・・・器械をあててみた、その結果、よくわからないけど少しはましか・・やるならもうちょっと早くやっとけばよかったのかしら・・・。
若返りは早め早めに手を打っておけば、大げさなことをしなくても十分に若さを取り戻すことができます。
ちょっと顔がたるんだな~と思ったら、美肌器械ですぐに手を打てば間に合います。
そこを躊躇すると、次には「今の日本」のように「本当のメス」が必要になります。