理想と現実の両立
政治家の話を聞いてると「この人の言っていることは?だ」と思うことがあります。
たとえば「消費税はあげません」と言っている政治家がいますが、それはどう見ても無理でしょ、と思っていても、その人の率いている党が現在実際に政権をとっています。
大きな政党は「選挙」の問題があり、実際に消費税を上げるというと選挙に負けて政権をとれないという現実があります。
政権に直接関係ない小さな政党ははっきりと「消費税増税」を公約に掲げることができます。ただ政権をとることができないので公約を実現するのは困難です。
要するに「理想・理念」と「現実・選挙」の両立の難しさ・矛盾が、どちらの政党にもあります。
政治には全く興味がわきませんが、この矛盾はとても面白いですね。
この矛盾は美容外科にもぴったり当てはまるからです。
大きな美容外科のチェーン店で働いているドクターにも、自分ひとりで小さなクリニックで働いているドクターにもこの「矛盾」にぶつかることがあるのです。
つまり「理想の医療の実現」と「クリニック経営の安定」のふたつの両立です。
患者さんも美容外科クリニックを見るときに、こういった視線でみるのも面白いと思います。