銀行通帳について
11月もあと数日です。とてもあわただしい1カ月でした。
先日のハワイセミナーで一緒だった若い先生に「先生の経営セミナー、とても参考になりました!」といっていただけてとてもうれしい思いをしました。
経営セミナーとは、10月の京都の学会のモーニングセミナーの中で私が美容外科開業についてお話しした内容についてです。
そのなかで特に役に立ったのが「4冊の銀行通帳を上手に使う」という話だった、と言われました。
銀行通帳はほとんどの方が目にしたことがあると思いますが、これは日本の銀行の独特のサービスです。
海外の銀行に口座を持っている人なら経験があると思いますが、毎月あるいは隔月に送られる「ステートメント」とよばれる紙切れだけです。
外国の銀行にはこのような通帳(ブック)のサービスをしているところはあまりないようです。外国の人が、日本の「銀行通帳サービス」はとても有用だとほめていたこともあります。
わたしも銀行通帳は上手に活用すると、お金の管理がとても楽になると考えています。
さきほどのセミナーの話の内容ですが、それはクリニックを経営するうえで入金用、出金用、納税用、投資用の4冊の銀行通帳を使って管理をする、というとても簡単な方法です。
この方法の利点は、こまめに記帳していればその時点の入金状態と出金状態がリアルタイムで把握できキャッシュフローが一目でわかるということと、さらにお金の使い道を一般の出金用と納税用と投資用に分けることでお金がショートしないように上手に管理できるということです。
もちろんこの方法は、一般家計にも応用できるものです。とくにいろいろなところから収入がある家計には有用だと思います。