病院経営
2009年はクリニック経営にとっても困難な年でした。
知り合いの先生が経営されているクリニックでも少なくも2件が閉鎖(一般企業でいえば倒産です)になりました。
医療機関といえども、その経営は他の業種となんら異なることはありません。
クリニックにも売り上げがあり、粗利益があり、営業利益・経常利益・純利益があります。
利益がなければ経営を続けることはできません。
また、自営業の方が資金繰りに苦労されるように、クリニックを経営されている院長先生も同じように苦労されています。
しかし開業するからにはここを避けて通るわけにはいきません。
幸い、私は経営というものに苦手意識がなくむしろ興味津津なので助かっています。
今年、開業して身をもって解ったのは「黒字倒産」という不思議な言葉についてです。
あとは経費の計上のしかた、とくに減価償却についての知識を十分にもっておかないと経営が危うくなります。最近の美容外科では特に「レーザー器械」が曲者です。
来年も患者さんにご迷惑をおかけしないように、健全な医療は健全な経営の上に成り立つ、ということを忘れず日々の経営努力を怠らないように頑張ります。