情報の鮮度

広告の見直しで、いろいろなメディアの方と話をする機会が増えています。その中で気付いたことです。
先日も記事に書きましたように、世の中の情報の得方は大きく変わって来ています。
もちろんインターネットの目覚ましい普及がすべての原動力になっていますが、それにともなって今までのメディアに変化が起きています。以前に比べて大きく落ち込んでいるものに雑誌と新聞があるようです。
情報は「鮮度」が重要で、「鮮度」にはスピードと正確性が要求されます。雑誌・新聞に書かれている情報はテレビやネットに比べるとタイムラグがあるうえ、情報の正確性という点でみてみると「事実」というよりは「意見」に近いものがあるようです。
そういう観点であらためてネットを見てみるとスピードという点では優れていますが、「正確性」という点ではどうでしょうか。逆に「鮮度」が高いという思い込みから、ネットの情報は「正確」という幻想を抱いてしまう可能性があるように思います。
回りくどい言い方をしましたが、先日あったこと(くだらないことですが・・)で考えさせられました。ネットのグルメ情報サイトをみて上位ランキングされている店に食べに行こうということでその店が入っているビルにでかけ現場を探したのですが、どうしてもみつかりません。他の店の人に聞いても「そんな店知りません」と。
結局そのビルのインフォメーションまでいって聞いてみたら、そこの店は最近撤退しました、とのことでした。これにはびっくりしました。結構アクセスの多いグルメサイトでランキング上位の店がすでに撤退・・。競争の激しい場所でしょっちゅう店が入れ替わるところだそうですが、それにしても、ですね。
ネットの情報は早いとはいえ、正確かどうかはわかりません。結局自分で現場にいって自分の目でみて聞いて感じることが一番ということになるようです。
美容外科のクリニック選びでも同じです。ネットである程度情報を集めたら、実際にクリニックにいってカウンセリングを受けることが一番近道で間違いがないと思います。