開業1か月経過
昨日で開業後1か月が経過しました。
まだ慣れないことだらけですが、こと診療に関してはすっかりいつものペースを取り戻しました。
しかし事務的なこと経理的なことはまだまだです。開業して一番困ったことのひとつに、患者さんのカード支払いが意外に多いことでした。カード加盟店の申し込みに手間取り、ほぼ半月はカードが使えないために患者さんにご迷惑をおかけしてしまいました。
各方面に無理をお願いして10月20日ごろからはほぼすべての会社のカード(ダイナースはのぞく)が使用可能になりました。
普段から自分自身支払にカードをよく使っているのですが、逆の立場でカードを扱うと新たな発見があります。
カードにはT&E(トラベル&エンターテイメント)系と銀行系、JCB系の3つがあり、T&E系にはダイナース、アメックス、銀行系にはバンク・オブ・アメリカの流れのVISAとICAの流れのMasterCardの2つがあります。歴史が古いのは1950年創始のダイナースカードだそうです。JCBは独自路線で国際化しましたが最近アメックスと提携を強化しています。
この歴史の流れは今でも加盟店申し込みでわかります。JCBに申し込みますとアメックスにも加盟することができますし、銀行に申し込むとVISAとMasterCardの申し込みができます。日本の銀行系のカード(DCやMCなど)もVISA系の申し込みですべてOKです。
つまり加盟店になるには現在2か所(JCB系とVISA系)に申し込めばほとんどのカードに対応できるようになるというわけです。カードの歴史を知ればこれも納得できるというものですね。