こぼれ話1
去年の6月から、次の「美容外科医へ向けての本~続編(仮題)」の原稿下書きとしてこのブログを使って書いています。
本格的に本にするときにはもっと絵や写真を使わないといけないと思っていますが、今の時点ではそこまで手が回らず文を書くだけで精一杯なのが現状です。
早いもので86話になりましたが、たまには違った話題も書いていきたいと思います。
そうはいっても美容に関連する話題にはなりますね笑。
たまに映画を見る機会がありますが、素晴らしい映画って見終わったときに何の違和感も疲労感も感じさせません。
カスのような映画を見たときの後悔が全くないのです。
見終わったときの満腹感がなく心地がいいので、たとえその内容が難解であろうがグロかろうが、もう一回見てみようと思います。
私は気に入った映画は、冗談抜きで何十回(中には100回以上のものもあります)も見ます。
素晴らしい映画は毎回見るたびに新しい発見があります。
そういった映画ができる過程を知れば(その膨大な時間と労力、すべての素材の集中・集積具合など)、それは当然そうなるはずです。
しかし、実際の作品には一見しただけではその裏側にある「大変さ」はみじんも感じさせませんし、むしろだからこそ素晴らしいと感じてしまいます。
美容外科の手術もかくあるべきだと思うのです。
鼻先一つとっても、どれだけ時間をかけてもその影響の大きさを考えると時間のかけすぎはありえません。
しかも出来上がった鼻先にはそれをみじんも感じさせないほどの「自然さ」がにじみ出てないといけない。
そんな経験をすると、映画監督の作品にかける思いが痛いほどわかるようになって、また映画の見方が変わってきてとても楽しい気分になります。