こぼれ話6

若い世代のSNSに対する依存度は我々の想像を超えます。

これを巧みに宣伝に利用して集患を行っているクリニックもあるようで、前時代と全く同じような現象がみられることもあるようです。

つまり「やらせ」と呼ばれる手法を使ってあたかも患者さんに信頼があることを装うクリニックも出てきています。

しかしSNSの内容の真偽は、意外に患者さんに伝わるようです。

実際にクリニックで治療を受けた患者さんがその感想をご自身の言葉でありのままに語ると、真剣にクリニック選びをしているほかの患者さんには伝わるようです。

逆にクリニックのほうがむりやり患者さんにSNSの書き込みを強要して書かれた内容は紋切り型で内容のない薄いものになってしまいます。

そういった情報が目白押しのクリニックは要注意です。

そうやって一時もてはやされるクリニックや美容外科医が出てくるかもしれませんが、そういったところは長続きしません。

いつの世でも「悪」は存在するのでこういったクリニックは無視して、美容外科医として成功することを考える我々は患者さんの信頼を積み重ねていくことを愚直に行っていきたいものです。

今は10年前に比べれば「早く報われやすい状況」にはなっていると思います。