さようなら、ヴィッキー
一昨日、11年間とちょっと我が家で飼われていた黒柴犬「ヴィッキー」が亡くなりました。
ヴィッキーをつれて毎朝近所を散歩するのが私の日課でした。
最期の日の朝もほんのちょっとの間でしたが、近所を散歩できました。
今年の夏ごろからリンパ腫が見つかり、そのころから日に日に体力が衰えていくのがわかっていましたが、外に行かないとトイレができない習性のため、一日2回の散歩だけはその日まで一日も欠かせませんでした。
夕方帰宅したころはまだそれでも元気そうでしたが、夜、食事を済ませて見に行くと倒れていて粗相もしていました。
そんなことは今までなかったことなので、慌ててヴィッキーを起こしにそばに行くと、すっと立ち上がり何かを探すように歩き回ったあとけいれんを起こしたようにひっくり返ってそのまま絶命してしまいました。
本当にあっというまで、本人はそんなに苦しまなかったのではないかと思っています。
ヴィッキーは3、4歳ごろ一時しつけが難しくなり、飼い主(私)をかむようになり、家族も被害に会いました。
そのために犬の訓練所に4か月間預かってもらい、しつけをやり直して更生させ、その後再び我が家で飼うことができました。
それ以後は、毎朝の散歩を欠かしたことがありませんでした。
ヴィッキーのいなくなった我が家は、どこか静かで文字通り穴が開いたように寂しく感じます。
今朝はいつも起きる時間に起きれませんでした。
こちらが犬の世話をしていたと思っていたのに、犬に生活のリズムをつくってもらっていたのだと知りました。
ヴィッキーには天国でこれからもずっと大好きな散歩を楽しんでいてほしいです。合掌。