それでも

学会発表や依頼原稿がくるたびに、ありがたいことと思いながらも断りたいという気持ちもあります。

最近では、実際に断ることもあります・・・。

発表する以上は手抜きはしたくないし、そうかといってすぐに新しいアイディアが簡単に浮かぶわけでもないし、苦労した末のアイディアをそう簡単に披露していいものかと思うこともあります。

それでも発表せずにやり過ごすことができない気持ちが勝ることが多くて、結局依頼を受けることになるのですが・・・。

そんな時に思うのが、自分ではそれほど意識しないのですが、多くの人が考えることと自分のそれとの「隔たり」です。

学生時代かそれよりももっと若い時からかもしれませんが、かなり変わった考え方をしてきているようです。

年齢とともにそれがひどくなったというよりは、「年の功」によって少し自覚が出てきたせいかもしれませんが、とにかく最近それを意識するようになってきました。

それは、「いいこと」とか「悪いこと」というものではないのでしょうが、ちょっと窮屈さみたいなものを感じることもあります。

そんな時に、このフレーズを聞くと少し楽になるというかほっとした気持ちになります。

Here’s to the crazy ones. The misfits. The rebels. The troublemakers. The round pegs in the square hole. The ones who see things differently. They’re not fond of rules. And they have no respect for the status quo. You can quote them, disagree with them, glorify or vilify them. About the only thing you can’t do is ignore them. Because they change things. They push the human race forward. And while some may see them as the crazy ones, we see genius. Because the people who are crazy enough to think they can change the world are the ones who do.

カウンセリングの時に、熱心に意見を求めて来院される患者さんにできるだけ失礼のないように気を付けてお話をするようにしているつもりなのですが、ひょっとすると意にそぐわない話をしてしまって知らない間に不愉快な思いをさせてしまっていたら、どうかお許しください。

そんな時は、へっぽこ医者のたわごとと思って、どうか気を直して善良なほかの美容外科医の意見も参考になさってください。

6月から7月にかけてセミナーと学会がかさなりさらに秋の学会の演題募集が今月中だったりと、気持ち的にはあまり落ち着かない月になりそうです。