修正手術を考えるときに 3
最初の手術で気に入らない結果になったとき、2回目の手術つまり最初の修正手術が一番大事であることを書いてきました。
またここでうまくいかないと多くは複数回修正手術という修正地獄に陥る可能性が高くなります。
こうなることを防ぐには、まず修正を考えたときに焦らずに複数のクリニックのカウンセリングに出向くことをお勧めします。
そこのクリニックがいいのかそうでないか、とにかく出向かないことには始まりません。
実際に会ってみてドクターとの相性を見てみるのも大事です。
そして、今までの手術に至る流れを話してみて、これに時間をかけて聞いてくれるクリニックをさがしましょう。
「できますよー、大丈夫!心配しないでー」と慰められるとただでさえ精神的に参っている患者さんは、ころっと信じてしまうかもしれません。
しかしそんな根拠のない慰めはスルーして、どうしてその手術をしたのか、その結果どこが気に入らなくて修正を考えたか、客観的に事実をしっかり確認しながらカウンセリングを進めてくれるドクターを探しましょう。
そして、修正を行うことで逆に失うことが何か(これは前回書きましたシーソー効果です)をはっきり言ってくれるドクターが本物です。
患者さんにとってはつらい内容の話になることもあるかもしれませんが、パニックにならずに冷静になって、とにかく事実がどうで、本当のところ修正をしたとしたときに現実はどうなのかを聞いてみましょう。
なんども書きますが、ここでいいことばかり(あるいは患者さんにとって良くない内容の話をしない)いうドクターは修正の経験がないか、患者さんを食い物にする確信犯的ドクターです。
続きは次号で