厳しい注文

久しぶりに趣味のお話でも・・。

以前鉄道模型のお話をしました。

自分でも作りますが、完成品を買うこともあります。

そういった完成品でちょっと手の込んだ精密な模型になると、今はそのほとんどが韓国製です。

戦後の一時期には日本製が優れているという時代があったそうですが、いまでは数でも品質でも韓国製のほうがはるか上をいきます。

なぜなら彼らは世界中でもっとも厳しい注文をつけてくるアメリカやヨーロッパのインポーターのハイレベルな基準を満たす鉄道模型を作ることにならされてきたからです(ちなみに韓国にとって日本のインポーターの注文をきくことなどチョロいものだそうです、わかりやすいく言えばなめられているのです)。

国内のユーザーにあわせて国内で生産している日本のメーカーは、韓国のメーカーにはとても太刀打ちできません。

その原因は、鉄道模型は作ってみるとわかるのですが、本当に手間がかかるもので、今の日本では、そこまで手間のかかる仕事をする凄腕の職人がいなくなってしまったからだそうです(厳密に言えば安い給料では働かなくなったということです)。

それにしても、技術の衰退はあっという間です。

厳しい注文を付けていただく顧客があってこそ技術の維持・向上が成り立つというものです。

美容外科も同じです。