受験勉強今昔

大学入試センター試験がこの土日にあったようです。

来年は、うちの3男が大学受験の年になりますので、このように悠長にブログを書いていることができないかもしれません。

今となっては大学受験の勉強に親が口をだすこともありませんが(正確にはもうできない?)、子供たちの勉強方法をみていると自分のころとはずいぶんちがっているな~と思います。

私の勉強方法は、以前にも書きましたが、ずいぶんとシンプルでひょっとすると効率の悪いやり方だったのかもしれません(その方法のヒントは旺文社のラジオ講座から得ました)。

その方法とは、とにかく自分で問題集を買ってきてじっくり考えながら解く、そして自分なりに答えを出してみる、正解と照らし合わせる、自分になにが足りないかをチェックする、足りない項目のうち共通している根本的なことを調べ上げてそれを暗記する、残りの覚えてなくても何とかなるものはできるだけ忘れる・・。

そんなことを繰り返し勉強していました。授業はまじめに聞いていて、夜は12時前には必ず寝てました(受験当日までそのペースを崩したことはありません)。

この勉強法のいいところは、費用がそれほどかからない、ということと、体に無理をすることがない点です。

塾に行くわけでもなく、いるのはできるだけ解答の詳しい問題集が2~3冊、もしあれば参考書なければ教科書だけでも十分です。

(余談ですが、いまでも高校の時に使っていた教科書を大事に持っています(かれこれ35年前です・・)。何を考えていたのか・・、授業中でも教科書には一切書き込みをせず見るときも少しだけ開いて折り目も全くつけず、新品の状態をどれだけ保てるか友達と競い合っていました。馬鹿な高校生でした・・。)

あとは模擬試験を受けて同じように解答を詳しく見て自分に足りないものをチェックする。

そんな方法で受験勉強をのりきり、そのあとの医師国家試験もおなじような方法でやりました。

ただし、ひとつ忘れてはならないのは授業や講義を比較的まじめに聞いていたという点です。

見て勉強するよりも聴いて勉強するほうがあたまに残りやすいみたいです。

いまだに大学の講義で「あの先生がここのところでこの話をしていて、つまらない冗談をいってたな~」と覚えているのがとても不思議です。

いずれにしても、ごく一般的な勉強法だと思うのですが、今の受験生にいわせると「そんなので国立の医学部に合格するのは無理!」だそうで・・・

なんだか、昔はのんびりしていてよかったな~と思う今日この頃です。