受験生活の思い出
3月に入り、まだ寒いのですが近所の白梅がほぼ満開になっていました。
以前も書いたのですが、梅をみると大学受験のころを思いだします。私たちのころは国立大学一期校の受験が3月3日でした。
今振り返ると、私が国立の医学部に現役で合格できたのはひとえに「大学受験ラジオ講座」のおかげだったと思います。
札幌美容形成外科の本間先生のブログにも同じようなことが書かれています。記事はこちら。
私の場合も高校に入って数学でつまずきました。数学はそれほど苦手ではなかったのですが、大学受験レベルの数学はそれなりの考え方をしないと解けない問題が多かったように記憶しています。
「ラジオ講座」で取り上げられる数学の問題は基本中の基本問題で難しい問題はなかったのですが、とにかく解法を丁寧にじっくり理解していくことに重点が置かれていました。
それを半年ほど繰り返し繰り返しこなしていった結果、徐々に受験レベルの数学の問題が解けるようになり、その後はあらゆるレベルの問題集を片っ端から解いていくことができるようになったという次第です。
その後一度も塾などに行くこともなく、高校も受験校ではなかったのでどちらかというとのんびりとした受験生活を送らせてもらえたように思います。
今振り返ると、大学受験で習った数学などが今の仕事に役に立っているとはとても思えませんが、一つのことを理解するのに必要なプロセスや思考パターンが確立できたのはその頃の体験によるものが多いと感じています。
つまらない私ごとを書いてしまい申し訳ありませんでした。受験生の方にはくれぐれも体調に気をつけてぜひ第一志望校に合格されることをお祈りしています。