情報戦での「常套手段」と「馬鹿正直」
インターネットの普及には、功罪の両面があります。
それまでの新聞・ラジオ・テレビなどのメディアでは決して伝えられなかった多くの情報に触れることができるようになったのは画期的です。
私にとって情報戦における、ある「常套手段」に気づくことができたのもインターネットのおかげです。
その常套手段とは・・・・「情報戦を積極的に活用しようとする者A」は、「自らが仕掛けようとする罠、あるいは過去に行った悪行B」を、ありとあらゆる手段を使って「誹謗中傷したい相手(たんなるスケープゴート※でもいい)Cが行っている、あるいはおこなったかのように宣伝・吹聴し非難し続ける」ということです。
(※いけにえの意)
たとえば、Aに「隣の大国」、Bに「軍備拡大・領土拡張」、Cに「日本」をあてはめる、するとほとんどの日本人は、あ~なるほど、と納得できるでしょう。最近日本が非難されていることが何を目的とされているかよーくわかりますね。
Bに「過去の戦争での残虐行為」を入れてみてください。なぜあの国が声高に「南京事件」のことを主張してくるか、よーくわかりますね。わからない人はこの事件について調べてみてください。
このような国際問題に限らず、この「常套手段」は日常的な情報戦にも仕掛けられています。
我々美容クリニックにおける宣伝にもこの「常套手段」を発見することができます。
あるクリニックAが、競争相手の貶めたいクリニックCについて、「クリニックCがネットで他のクリニックの誹謗中傷をしたり患者さんに成りすましていい評価を書き込んでいるB」、などと無料匿名掲示板に書き込む、などの事例です。
実はクリニックAこそがBという行為を日常的におこなっていたわけで、それがばれそうになると、スケープゴートクリニックCに対して、「常套手段」によって自らの立場を有利にしようとしていたのです。
私のような馬鹿正直ものには、当初見当もつかないことで、この「常套手段」に気づくまでに5年かかりました。
それに気づくことができたのも、姑息なBのような行為に手を染めることは恥である!として決しておこなわなかった「馬鹿正直」さ(常識・節度といってもいいでしょう)が、逆にこういった「常套手段」に確信をもって気づくことを可能にし、一部を公にすることができたのだと思っています。
こういった姑息な「常套手段」を恥だと思うことも大事ですが、これを無視するのではなく知恵をもってそれに立ち向かう有効な手段を考え実行することが大切だと思っています。