目標達成した時ってこんな感じ?

目標設定から目標達成への道などについて何回か書いてきました。

実はこのプロセスは「美容外科手術」にも当てはまるということを申し上げたいです。

美容外科手術の目標は手術結果に対する患者さんの満足、です。

そのために手術計画を立て、一つ一つ手術のプロセスを経て目標達成します。

ところが途中で予想できなかった事態に直面することがままあります。

そのように計画通りに行かなくなった時に一番大事だと思うのは、ゴール達成した時の患者さんの喜びを頭に強く思い描いて、何としてもそれを達成するのだと心に強く願うこと、です。

我々のクリニックに来院される患者さんはほかのクリニックで何回も手術を経験している方がとても多く、そんな患者さんの決まり文句は「今度の手術で最後にしたいんです」というものです。

手術が始まる前に、麻酔で意識が薄れていく患者さんが口にされたこともあります・・よほどのことなんでしょうね。

そんな患者さんほど、実際に手術が始まってみると中はかなりひどいことになっていて、どこから手を付けていいかわからないことがあります。

自分の持てる力をすべて動員したと思っても困難を感じることがありますが、そんなときにこの手術で成功したときの患者さんの満足する姿を想像するとまだまだ自分の力を100%出し切っていないような気がしてがんばれるのです。

術後に「先生に手術してもらって本当に満足してます」とか「やっと自分の顔が好きになれました」とかおっしゃっていただけると嬉しいのはもちろんですが、ほっとします。

きっと目標達成できた時ってこんな感じなんじゃないでしょうか。