線路幅
ずいぶん暖かくなってきました。
先日北陸新幹線が開通し、1番列車に乗った人たちの嬉しそうな姿が放送されていました。
以前の記事にも書きましたが、私の趣味は鉄道というよりは、線路そのもの、特に幅(軌間)に興味がある部類です。
北陸新幹線の時も話題?になりましたが、なぜ新幹線の列車には新しい線路を敷く必要があるか、その答えはこの「線路幅」のちがいにあるからです。
新幹線は、線路幅が1435mm(4フィート8.5インチ)という「標準軌」が必要です。
一方在来線は、1067mm(3フィート6インチ)という「狭軌」鉄道になります。
つまり新幹線の列車は従来の線路の上を走ることができないわけです。
ところが今、この軌間(ゲージといいます)を自由に変えられる列車(詳しく言うと台車)が登場しようとしているのです。
それをフリーゲージトレーン(和製英語)と言いますが、列車の車輪の間の距離を変えることができるので、線路幅の制約を受けないで走らせることができるわけです。
これは、私にとってリニア鉄道の次にもっとも興味をそそられる列車(厳密には台車)になります。
今からとても楽しみです。