選挙活動のネット解禁

今夏の参院選からインターネットによる選挙活動が解禁になるかもしれません。

その面では最も遅れている政治がやっとここまで追いついた感があります。

情報を伝えることが政治の根幹であるとすればまさにその根幹を変えてしまうことになるかもしれない改革です。

美容外科業界も患者さんに情報を伝える方法としてHPを活用するようになってから、それがその経営形態にまで影響を及ぼしてきました。

スケールメリットを考えた全国チェーン店方式による美容外科クリニックの相次ぐ行き詰まりは、その根本にこうした情報改革による影響が大きかったと考えられます。

なぜなら情報を伝える手段のなかで、ネットほど多くの人に情報を伝えしかも安価にできるという方法が他にないからです。

若い世代がこうしたソースから情報を得て、政治に関心を持ち、積極的に参加するようになると政治は一気に変わる可能性があります。

あともう一つ、これからの選挙の改革課題はネットによる投票です。これが解禁になった時、もはや旧態然とした政治が生き残る余地は全くなくなると言っていいでしょう。