音楽界の巨人
音楽界には疎い私ですが、日本人で音楽界の巨人をあげろ、と言われれば絶対にこの人「冨田勲」だと思います。
ご本人は2016年に84歳で亡くなられていますが、この方の音楽を聴いたことがない人はいないと思います。
シンセサイザーによる音楽の先駆者で、私との出会いは1975年の「展覧会の絵」でしたが、この前年のドビュッシーの「月の光」が有名でこの曲で日本人で始めてグラミー賞にノミネートされています。
ところが冨田勲の音楽にはもっと幼少期から知らない間に出会っていて、その代表曲は「新日本紀行」のテーマ曲でした。
私と同じ年代の方であれば、どなたもこの曲を聞いたことがあるのではと思います。
当時10歳前後の私には、この曲と住んでいた田舎の風景が完全にシンクロしていて、今でもこの曲を聴くと当時の風景が鮮明によみがえります。
そのほかに、アニメの主題歌や映画主題曲など作曲した曲は膨大な数に上ります。
まさに日本の「音楽界の巨人」にふさわしい作曲家だと思います。