2020年を振り返って 5
それにしても今年はヘビーな手術が多かったというのが私の感想です。
大学病院から手伝いに来ていただいた先生に「ここのクリニックの手術スケジュールは大学病院以上です!」と驚かれて、我々のクリニックの現状をあらためて知りました。
確かに一個人クリニックで毎週全身麻酔手術でなおかつ7~8時間の長時間手術が普通にあるというのはあまり聞かないかもしれません。
経営コンサルタントの方にも「60歳になってこれだけの手術を毎週続けているのはすごい体力ですね」と毎回言われているのですが、本人はあまりピンときていません。
ずっとこんなペースで手術をしていますし、優秀なスタッフに恵まれているので特に体力的につらい思いをすることなく1年を過ごしました。
ただ手術の内容が非常に複雑になってきて手術プランを立てるのが難しく、現状ほかのドクターに任せられる手術がほとんどないことが将来を考えるときに不安になることがあります。
来年の春には形成外科専門医を取得した長男がうちの専属医師に加わる予定で、それがこのあたりの解決策となることを期待しています。