2021年に向かって 5

クリニックの目標の続きです。

ドクターだけでなく新しいスタッフも大幅に増員する予定です。

それに伴って新人教育面でシステムの確立が急がれます。

我々昭和生まれにはとても難しい分野です。

何しろ今までマニュアルなどというもので学んだこともなく、カリキュラムなどというシステムで教育されたことのない世代ですから。

しかしそんなことを言っていては、平成が終わって令和の時代になった今では通用しません。

ここは教育専門家の力を借りて、今の若いスタッフがスムーズに学んでいけれるシステムを作っていきたいと考えています。

私が具体的に教えられるのは、せいぜい手術のエッセンスだと思っています。

それも、そんなに多くもなく今この記事内で書けてしまうぐらい単純なものです。

瞼なら「挙筋腱膜」「CPF」、鼻なら「鼻中隔軟骨」「鼻翼軟骨」、フェイスリフトなら「SMAS」「リガメント」

これらの解剖学的な組織を正しく理解し、手術時に確実に同定できること、これだけです。

これらはどんな状況にぶちあたったとしても、正しい手術の方向性を示してくれる指標だと思っています。

もちろんこれだけで手術が自由自在にできるようになるわけではありませんが・・・。

令和で通用する教育カリキュラムの確立が急がれます、汗、笑。