釣りの原体験
今月も1回だけ「魚釣り」に行けました。
先月に比べると、寒くなってきて魚の活性もめっきり落ちていて、釣るのが難しい季節になってきました。
「釣り」は魚とのコミュニケーションだと思っています。
寒くなると魚はどのようにして餌をとるかを想像しながら、餌を考えてトライし、ダメならまた考え直す、ということの繰り返しです。
そこがとても面白いのです。
想像したことがぴたりと当たるといわゆる「爆釣」状態になります。至福の時です。
釣りに目覚めたのは、7~8歳の時に近所の野池での「フナ釣り」からです。フナは比較的神経質な魚で釣りの中では難しいほうです。
父に教えてもらいながら、その頃の一般的なフナ釣り餌の「マッシュポテト」で釣りをしていました。
なかなか釣れなかったのですが、ある日一人で釣っていたら大型のフナが偶然釣れてしまったのです。その時の竿に伝わる重量感は今でも忘れません。
この体験が忘れられず、海へ釣りに行くのも好きなのですが、一番好きなのはいまだに「フナ釣り」です。
中国の諺に「釣りはフナ釣りに始まり、フナ釣りに終わる」というのがあるそうです。
フナ釣りは一見簡単そうにみえてとても難しく奥が深い釣りであるということを言っているようです。まさに同感・・・です。