Tsunami

2件の手術が終わってちょうど次の手術の準備中でした。

院長室で下を向いて資料の整理をしていたときに、あれ・・めまいがする・・、最初はそんな感じでした。

非常にゆっくりした横揺れで、へんだな~・・と顔を挙げたときに、地震だ!と初めて気付きました。

普通の地震の揺れ方とはちがうので、大きな揺れが来るかもしれないと手術室に行き身構えていましたが、同じようにずいぶん長い間ゆっくりと横揺れが続きました。

その時に思い出されたのが今から15年ぐらいまえのあの「阪神淡路大震災」でした。

あの時も早朝揺れで目が覚めたのですが、妙にゆっくりした大きな揺れがかなり長い間続いていました。

「今回も遠くでかなり大きな地震が起きたかもしれない・・・」。クリニックにはテレビがないのでネットで情報を確認しました。

帰宅してテレビの地震報道を見て今回の地震の被害の大きさに驚愕しました。

「津波は怖い」ということは知らされていましたが、映像で多数の車や家屋がまるで洗濯機のなかに入れられたように流されているのを見てこれが「tsunami」の恐ろしさだということを初めて知りました。

今回の災害に遭われた方が少しでも早く救助されることを祈ってやみません。