美容外科への道~その8~見るものすべてが新鮮

名古屋大学形成外科初期研修時代(1988年8月~1990年4月)

卒業して早くも4年が経っていました。形成外科への「片思い」が成就、人生バラ色の時代でした。名古屋大学の形成外科教室も整形外科から完全独立し、研修できる関連病院もできて充実した形成外科研修をスタートすることができたのです。

この時期に飛躍的に「形成外科」の基礎を身につけることができたような気がします。

そしてこの時期にさらに「美容外科」に近づくことができる出来事もあったのです。

「形成外科」はもともとおおまかにいって「再建外科」と「美容外科」の二つで成り立っています。

当時大学病院で行われていたのは形成外科のうちおもに「再建外科」でした。当時「美容外科」は大学病院の診療になじまないという考え方が主流でした。名古屋大学形成外科も例外ではありません。

そういった理由から、大学での研修では「美容外科」に接する機会は全くなかったのですが、まったく偶然に、「高須クリニック」で美容外科の現場を見る機会がありました。

もともと「形成外科」はマイナーな科ですし、名古屋大学の形成外科はできたばかりですから患者さんはそんなに多くはありません。

ところが、初めて「高須クリニック」へ見学に行ったときは(当時は名古屋の栄に比較的こじんまりしたテナントで開業されていました)、なんと患者さんがクリニックに入りきらず、廊下まであふれ出していたのです。

この日1日の出来事は、20年前のことですがいまだにはっきり覚えています。まさにカルチャーショックでした。以下次号へ

美容外科・美容皮膚科
八事石坂クリニック

八事石坂クリニックは、患者さまと末永くおつきあいできるクリニックを目指しております。

名古屋駅前院
052-589-1382
9:30~18:30(日曜・祝日休診)

八事院
052-861-1929
9:30~18:30(日曜休診)

東京院
 03-6384-5805
10:00~19:00(日曜休診)