いいレーザーの条件
最近、レーザートーニングの患者さんが増えてきました。
レーザートーニングを1クール(2週間おきで合計4回)受けられた患者さんの感想は、どなたも「白くなった」とおっしゃいます(決して営業心からの誇張ではなく・・・です)。
使用しているのはHOYAのmedlite C6というレーザーですが、とても優秀な器械だと思っています。
開業当初から導入していましたが、最初はしみをとることぐらいしか使い道がなくて物足りなかったのですが、この「レーザートーニング」ができるようになって、この器械の持ついいところがフルに発揮されています。
壊れにくく安定していて、メインテナンス費用がほとんどかかりません。
非常勤で勤めている医大の形成外科には「ルビーレーザー」がありますが、それと比較すると特にこういった印象をもちます。
レーザーというのはハイテク(この言葉こそもう古い?)の塊ですから、非常にデリケートな器械です。
そのなかで炭酸ガスレーザーとC6などのYAGレーザーは非常にタフで、安定した出力が得られます。
患者さんに満足していただける結果がお約束できることがレーザーの第一条件であることはもちろんです。
そのうえで、メインテナンスが容易であること、タフであること、出力が安定していることの3条件がそろうことが私にとってのいいレーザーです。
これらの条件を満たすものとして採用したレーザーが「medlite C6」と通常の「炭酸ガスレーザー」、「炭酸ガスフラクショナルレーザー(eco2)」です。