美容外科手術でトラブルを避けるために49

前回の記事で書いたブレークポイントについて

supuratip break pointとは、鼻背から鼻先にかけてのラインで鼻先の少し上のところで跳ね上がり始めるポイントです。

これが決まると鼻先がつんとして可愛らしい雰囲気を作ります。

また鼻筋が鼻先まで通るのですっきりとした鼻の雰囲気を強調します。

団子鼻はここが全体に丸く盛り上がっているので、supuratip breakを作ることで団子鼻のイメージをなくすことができます。

これを実現する具体的な手術方法ですが、皮下の脂肪を減量することと鼻翼軟骨の外側脚を凹型にすることが必要です。

日本人は鼻翼軟骨の内側脚が貧弱でそれに比較して外側脚が立派な方が多いので外側脚のサイズダウンも同時に行います。

それが外側脚の頭側トリミングです。

しかしこれをあまりたくさんしすぎると外側脚が寄せすぎになりその結果ピンチノーズになりかねません。

私は外側脚を凹にするのに抵抗となる軟骨部分だけトリミングする程度で十分だと考えています。

また、外側脚を凹にしたとしても術後に皮膚の上からテープ固定をするだけではもとに戻ってしまいます。

そこでまたSEGの登場です。

外側脚の中央付近をSEGに固定することでこの形をキープできます。

この結果鼻先の少し上の丸みをなくし、すっきりした鼻先にみせることができます。