鼻の修正手術
先日鼻の修正手術をしました。
その患者さんは過去にいくつかのクリニックで鼻の手術を受けておられて診察時から「むずかしそうだな~」という印象でした。
なぜなら過去に受けられたクリニックの中に、かなり評判のよろしくないクリニックが含まれていたからです。
私自身も過去にそこのクリニックの鼻の手術を受けられた患者さんの修正で、非常に痛い目にあっていたので内心心配しておりました。
手術を始めてすぐにその思いは現実になってきました。案の定「これはなんだ~!?」という状態で、手術が進んでいくにつれてますます?!?!?!?~・・・。
まるでかたい「溶岩」のなかからやわらかい「玉子」を取り出すような・・。これにはほとほと参りました。手術用のはさみがガタガタになるほど鼻の中がカチカチ。(これは相当乱暴な手術がおこなわれた証拠です)
もともとの鼻の軟骨はずたずた。たしか、以前そこのクリニックで手術をうけられた患者さんの鼻もまったく同じような状態だったな~と思いつつなんとか予定通りの手術(鼻中隔延長術など)を無事に終えることができました。
それにしてもこれほどの鼻の修正手術は私自身初めての経験でした。
以前から申し上げているように「後医は名医なり」ですので、決して前医を非難することはいたしませんが、あまりにひどいのでそのクリニックについてヒントだけ申し上げておきます。
関東圏、安価、年配、です。あとは患者さんの自己判断に委ねます。これ以上のことは問い合わせいただいてもお答えすることはしませんのであしからず・・。
それにしても疲れる手術でした。