2020年7月1日 / 最終更新日 : 2023年9月21日 Dr.大口春雄 これからの美容外科医へ 上眼瞼の手術その5 今まで解剖が大事だとさんざん申してきましたが、解剖の知識が逆に現実を見誤らせることがあります。 解剖がすべてだと思い囚われすぎると解剖学的な名前のない構造物は、存在していても認識できなくなるからです。 手術中は、目の前に […]
2020年6月29日 / 最終更新日 : 2023年9月21日 Dr.大口春雄 これからの美容外科医へ 上眼瞼の手術その4 上眼瞼挙筋腱膜の話が続きます。 上眼瞼の手術で大切なことはもっと他にもたくさんありますが、ここを理解しないとなかなか前に進みませんので少し難しい話でも我慢して聞いてください。 ここからは、形成外科トレーニングを終了してい […]
2016年7月15日 / 最終更新日 : 2023年9月21日 Dr.大口春雄 ふと思うこと 初の新潟での学会 2週間前、新潟で美容外科学会がありました。 新潟は生まれて初めてでした。 新潟はコメどころでよい日本酒があるとのことで、お酒好きな先生方にはそちらのほうの楽しみもあるからいいのでしょうが、下戸の自分にとっては何の楽しみも […]
2014年9月11日 / 最終更新日 : 2023年9月21日 Dr.大口春雄 これからの美容外科医へ 美容外科医になるためにその7~どの手術が必要になるか 形成外科にはいろいろな手術があり、その全部をマスターするには長い時間かけて研修する必要があります。 しかし美容外科医になるためであれば、その全部に精通する必要はありません。 美容外科医になるために、どうしてもマスターして […]
2012年2月7日 / 最終更新日 : 2023年9月21日 Dr.大口春雄 眼瞼下垂術 眼瞼下垂手術の修正の修正術 ここのところ眼瞼下垂術後の修正の患者さんが続きました。 いずれも他院で眼瞼下垂の手術をうけ、その後修正を受けた結果が思わしくなくて、当院での修正手術希望となった患者さんです。 修正術の修正ともなると、こちらもそれなりの準 […]
2011年2月6日 / 最終更新日 : 2023年9月21日 Dr.大口春雄 二重まぶた修正手術 切開式重瞼術と問題点 その1 重瞼術には大きくわけて「埋没法」と「切開法」があります。 うちのクリニックでは比較的「切開法」が多いので、しばらくこれについて書こうと思います。 一般的な美容クリニックで「切開法」をするところはそれほど多くはないようです […]
2011年1月18日 / 最終更新日 : 2023年9月21日 Dr.大口春雄 二重まぶた修正手術 学会報告 先日開かれた「美容外科」学会のテーマは「眼瞼下垂」でした。 宇津木先生のご努力で大変有用な学会になっていました。眼科、形成外科、美容外科の先生がシンポジウム形式で討論するのを拝聴するという形式でハイレベルな学会になってい […]
2010年6月16日 / 最終更新日 : 2023年9月21日 Dr.大口春雄 二重まぶた修正手術 症例写真を更新しました 立て続けに症例写真を更新しました。今回の症例はこちら。 今回の患者さんは、以前眼科クリニックで「眼瞼下垂」の診断のもとに「切開する」ことなく眼瞼下垂手術をうけたとのことです。 術中、多数の埋没糸(我々が埋没法で用いる糸よ […]
2010年4月3日 / 最終更新日 : 2023年9月21日 Dr.大口春雄 眼瞼下垂術 強直性眼瞼けいれん 最近ではまぶたが重い、開きにくい、というと「眼瞼下垂」と考えられるようになってきました。 この「眼瞼下垂」という病態の主役は眼瞼挙筋であることもよく知られてきました。 一方まぶたを動かす筋肉に「眼輪筋」という、まぶたを閉 […]
2010年2月15日 / 最終更新日 : 2023年9月21日 Dr.大口春雄 眼瞼下垂術 切開式重瞼術での重瞼ライン作成その3 昨日の話の続きです。 重瞼手術後に睫毛の付け根に皮膚がかぶさっているのを治してほしい、という要望があります。これは昨日の睫毛外反の逆になります。 挙筋腱膜の構造上、目を閉じた状態でかぶさっていても開けると治る場合もありま […]