患者様に

お伝えしたいこと

大口春雄 総院長

当院ではカウンセリングを大切にしています

当院の特徴

美容外科の手術を考えている患者さまにとってクリニック選びには3つの難しい問題があります。

機械や注射でする治療とは違い、手術の結果には医者の技量がはっきり出ます。
しかし術前に患者さまが医者の技量を見抜くことは大変難しいことで、手術を受けてみないことにはその医師の技量がわからないという問題があります。

誰が見ても成功している手術であっても患者さま本人が満足していない場合、その手術は失敗になります。
手術の成否は非常に主観的なものです。
したがってモニター写真は参考程度と考えるべきです。

患者さまは自分が手術をうけ成功したとしてもそのことをなかなか他人には明らかにしたくないものです。
したがって一般的に、宣伝が多いクリニックは安心だ、とか、宣伝で見たことないクリニックはだめだ、といった判断をしてしまいます。
最近ではインターネットが普及してクリニック選びの情報量は増えているのですが、その中で真実の情報を探すことはかえって困難になりつつあります。

手術の上手なクリニック選びでこの3つの問題を解決できる方法はなんでしょうか?
私は、リピーターの患者さまが多いクリニックを探すことだ、と考えています。

  1. ピーターの患者さまはその医師の手術の結果を実際に体験して技量を知っています。
  2. リピーターの患者さまは手術の結果に本人が満足しているからまた通おうと思うのです。
  3. リピーターの患者さまはクリニックの宣伝や風評に左右されません。

したがって手術の上手なクリニックほどリピーターの患者さまが多い、と考えられます。
八事石坂クリニックで行う手術の内容はバラエティに富んでいますのでそれぞれの治療メニューの項を参考にしてください。

八事石坂クリニックでは患者さまに安心して手術を受けていただくために次の3つを心がけています。

患者さまが手術の失敗と考えるのは、実は手術そのものの失敗というケースはほとんどありません。
患者さまが術前に考えていた結果と違うことで失敗と考えることがほとんどです。
手術法の中には本質的に結果が出やすいものとそうでないものがあります。
患者さまに術前にそのことをお話しすることが必要だと考えています。

大きな手術をすることで、時に他のバランスを崩してしまうことがあります。
たとえば小顔目的で顔の骨を削る手術がありますが、術後に皮膚がたるみ、かえって老け顔になったという例は非常に多くみられます。
まぶたを二重にすることでかえってまぶたの腫れぼったさが強調されてしまった、という例もあります。
他のクリニックの修正手術を手がけてきたことでこういった患者さまの訴えを聞くことができ、それが私の貴重な情報となってきました。
私が手術を手がける患者さまにその情報をすべてお伝えすることができるので術後にこういったクレームはほとんどありません。

時に美容の手術には一回の手術で終わらないことがあります。
たとえばまぶたの手術ではステップバイステップで手術をすることがあります。
2でも述べましたように二重にしてかえってまぶたが厚ぼったくなることはよくありますが、その後にその厚みをとる手術をすることは可能です。
小顔の手術でも骨をけずった後に皮膚のたるみをとることはできます。
手術を受けられた患者さまの中にはご事情により元にもどしてほしいということもあります。
すべての手術が完全に元に戻すことができればいいのですが、皮膚を切ってしまう手術ではそうもいきません。特に若年者の場合、最初は元に戻せる手術を勧めることが多いのはそういった理由があるからです。

八事石坂クリニックでは良い結果のために手術で心がけていることとして次の3つを掲げています。

長期的に腫れの少ない手術は結果が安定しています。
腫れの少ない手術には出血を丁寧に止める(止血)ことが重要です。
美容の手術は傷口をできるだけ小さくする必要があるため、止血が難しいのですが、できるだけ時間をかけて止血を丁寧に行います。
術後の出血も腫れの原因になりますのでできる限りこれを防ぐ手立てをします。
そのために特に大きな手術では翌日の検診を勧めています。

手術中の痛みは最新の麻酔によって積極的にとっていきます。
手術が終わった後の痛みも、飲み薬などでコントロールしていきます。
痛みのコントロールは患者さまの苦痛を和らげると同時に、痛みによる血圧の上昇から生じる術後の血腫を予防することにつながります。

私の外科の基礎は「形成外科」にあります。
形成外科の基本はその特殊な縫合法にあります。それはできるだけ目立たないきれいな傷になる縫い方です。
さらに顕微鏡をつかった血管縫合や神経縫合を必要とした専門的な手術をおこなってきましたので、細かく丁寧に縫うことに抵抗がありません。
現在は美容外科の手術中に傷を縫うときは必ず1.8倍のルーペを使って細かく縫うようにしています。