名古屋で鼻の整形ができる美容外科をお探しの皆さまへ、八事石坂クリニックの治療方針やこだわりについてお伝えできればと思います。
鼻の整形は何度もやり直しできるものではありませんので、ぜひ他の美容外科とも比較し、十分納得の上でお選びいただければ幸いです。

当院の鼻の整形の3つのポイント

長期的に腫れの少ない手術は結果が安定しています。
腫れの少ない手術には出血を丁寧に止める(止血)ことが重要です。
鼻の整形手術は傷口をできるだけ小さくする必要があるため、止血が難しいのですが、
できるだけ時間をかけて止血を丁寧に行います。
術後の出血も腫れの原因になりますのでできる限りこれを防ぐ手立てをします。
そのために特に大きな手術では翌日の検診を勧めています。

鼻の整形手術中の痛みは最新の麻酔によって積極的にとっていきます。
手術が終わった後の痛みも、飲み薬などでコントロールしていきます。
痛みのコントロールは患者さまの苦痛を和らげると同時に、痛みによる血圧の上昇から生じる 術後の血腫を予防することにつながります。

私の外科の基礎は「形成外科」にあります。
形成外科の基本はその特殊な縫合法にあります。それはできるだけ目立たないきれいな傷になる縫い方です。
さらに顕微鏡をつかった血管縫合や神経縫合を必要とした専門的な手術をおこなってきましたので、細かく丁寧に縫うことに抵抗がありません。
現在は鼻の整形手術中に傷を縫うときは必ず1.8倍のルーペを使って細かく縫うようにしています。

「なりたい鼻」のイメージを持つことが成功のカギ!

当院で鼻の手術をご希望される患者さまのほとんどが「スッとした鼻にしてください」と、おっしゃいます。
でも、この「スッとした鼻」というのが、実は千差万別で、お一人おひとりが希望されるイメージが実はすべて違っています。
しかも、それを施術者にしっかりとお伝えいただくこと、施術者がきちんと把握することは至難の技なのです。

他院での術後に、ときどき「シャープになり過ぎたから」「整い過ぎたから」と相談に来られる患者さまがいらっしゃいます。
これは、ご本人の「スッとした、すっきりキレイな鼻」にしたいというイメージと、施術方法が食い違うことが原因であると思います。
すべての施術において1回で完璧な結果を出す、ということは思いのほか難しいものです。

では、患者さまの「イメージと違う」手術を避けるためにはどうしたらよいでしょう?
当院ではそのために3つポイントを心がけています。

鼻の手術でいちばん大切なこと―それは、施術を行うものが「どれだけ患者さまが希望されている“なりたい鼻”を把握することができるか」です。
そこで当院では、初めて来院された方はもちろん、どなたにもまずはカウンセリングに重点をおき、できるだけ時間をかけてお話を伺います。

イメージと違う仕上がりにならないように、いちばん心掛けているのがこのポイントです。
患者さまが失敗したと考える仕上がりには、実は手術そのものが失敗だったというケースはほとんどありません。
患者さまが術前に考えていた結果(イメージ)と仕上がった鼻の形が違うために、失敗だったと考える方がほとんどなのです。

鼻の整形の中には本質的に結果が出やすいものと、そうでないものがあります。
施術自体をお受けいただけない場合もあります。
カウンセリングで、患者さまに術前にそのことをきちんとお話しすることが、何よりも必要だと当院は考えます。

鼻の整形を受けられた患者さまの中には事情により元に戻してほしいということもあります。
すべての手術が完全に元に戻すことができればいいのですが、皮膚を切除してしまう手術では元に戻すことができない場合があります。
やはり手術前は充分にカウンセリング等でご相談することが重要だと思います。

そして鼻の整形はやり直しができる手術、または調整ができる余地のある手術を心がけることが肝要だと思います。
当院が好んで行う手術方法は、大部分、この基準で選ぶようにしています。
鼻先の調整がしやすい鼻中隔軟骨延長術などはその代表です。

大口春雄 総院長

最近は、皆さんがメイクの技術が上達し、本当に美しい顔立ちに仕上げています。
特に目元はそれぞれに理想とされる形にマスカラ、つけまつ毛、アイライン等を駆使して美しくアイメイクされていますね。
鼻の美容外科手術で一番難しいのは、患者さまの要望がつかみにくいこと。そして治したい箇所と手術名が必ずしも一致しないということ。「スッとした鼻になりたい」というご希望の患者さまでも、考えられる方法はとても多く、一つの手術でかなえられることのほうが少ない気がします。当院が鼻の手術や他院の修正手術でたくさんの方に来院していただける理由は、この二つをきちんと把握し、その上で「どうしたらよいか?」を考え、鼻の手術の難しさに立ち向かう術を編み出したからです。もし、あなたがこれから鼻の手術を検討されていたら、後悔しないクリニックと専門医選びを必ず大切にしてください。
でも、鼻はほとんどメイクでは修正や補正ができないことをここで思い出してください。
ノーズシャドウ等はありますが、あまり濃くするのは古臭い感じのメイクになってしまうし、鼻自体の形を変えることは不可能なので、ほとんど効果はありません。
ですから、鼻に何らかのコンプレックスを抱えている方は、まずは当院でご相談ください。
他院で「なりたかった鼻」と違うものになってしまったと、私にご相談にみえる患者さまが後を絶ちません。
そんな結果にならないよう、理想とする鼻を一度思い描いてみましょう。

他院でのカウンセリングもおすすめ

いくつかのクリニックでカウンセリングを受けられることは非常によいことなので、当院でも鼻の整形を希望しているすべての患者さまにおすすめしています。

大口春雄 総院長

最終的に手術を受けられるクリニックが決まったら、再度、担当するドクターから詳しいことを説明してもらうこともベストな方法です。
その際に重要なのは、担当医の考える「美しい鼻」とは、どのような鼻であるかを聞いてみること。
もちろん患者さまの考えと、それが一致していることが大切ですが、さらに、「美しい鼻」を実現するための先生の手術手技における工夫点を聞くことができれば、もういうことはありません。

経験が豊富で、手術に定評のある先生なら、迷いなくそのポイントをすぐに挙げることができるはずです。
同じ手術でも担当医の解釈の違いで、まったく異なる手術となることもあります。
術名が同じだからと言っても、内容まで同じ手術とは限らないのです。
実際に「この手術の狙いはなにか」が明確になっていない先生の施術結果は、患者さまの望むものではありません。
それをカウンセリングで確認できて、納得することができれば、その手術が成功することは疑いようがありません。

すべての患者さまが、カウンセリングを受けられたクリニックで手術まで成功されることを願います。

大口春雄 総院長

最近は、皆さんがメイクの技術が上達し、本当に美しい顔立ちに仕上げています。
特に目元はそれぞれに理想とされる形にマスカラ、つけまつ毛、アイライン等を駆使して美しくアイメイクされていますね。
でも、鼻はほとんどメイクでは修正や補正ができないことをここで思い出してください。
ノーズシャドウ等はありますが、あまり濃くするのは古臭い感じのメイクになってしまうし、鼻自体の形を変えることは不可能なので、ほとんど効果はありません。
ですから、鼻に何らかのコンプレックスを抱えている方は、まずは当院でご相談ください。
他院で「なりたかった鼻」と違うものになってしまったと、私にご相談にみえる患者さまが後を絶ちません。
そんな結果にならないよう、理想とする鼻を一度思い描いてみましょう。

鼻の整形の修正手術をお考えの方へ

鼻の整形の修正を希望される方は、下記のような理由でご相談にいらっしゃいます。

  • 鼻根が高過ぎた、低すぎた
  • プロテーゼが曲がっている、下がっている、透けている
  • 鼻尖が上を向いている、下に垂れた、曲がった、太い、細い、丸い
  • 鼻翼が張ってしまった、下がった
  • 全体に鼻が短い、長い、太い、細い、低い、高い、ごつい、小さ過ぎた

スッとしたまっすぐで美しい鼻筋を強調するには、鼻を高くする方法がいちばん簡単です。しかし患者さまお一人おひとりの顔立ちが異なります。
鼻を高くしたことで額やアゴの方が低くなってしまい、横から見たときに鼻筋が高過ぎる不自然な鼻に見えてしまうこともあります。
ですので正面からの鼻の見え方だけでなく、顔全体の中で鼻の高さも考慮した「横から見ても美しい鼻」を作るため、鼻筋にプラスして眉間や鼻先も併せて高くする場合もございます。

鼻の修正手術が難しい原因は、気に入った鼻であることを判断するために必要な角度が無数にあることです。
例えば、鼻を見るときの角度には横方向・縦方向だけでなく、真横、斜めやや横、斜め、斜めやや正面、正面と考えていくと横方向で9方向、縦方向も同様に考えて9方向、合計で81方向もあるのです。
通常手術中に確認できるのは、そのうちせいぜい6方向ぐらいですから、この角度でOKだったとしてもそれ以外の75方向は確認できていません。

でも、手術が終わると、患者さまは日常生活でとにかくご自分の鼻をありとあらゆる角度から見るようになります。
さらに、いろいろな表情をしたときの鼻を確認しようとまでするのです。

手術中に見て気に入っていただいた鼻でも、ご自宅に帰るとなんだかおかしな鼻に見えてくることがあるという理由は、実はここにあります。
6方向でOKでも、残りの75方向のうちでどれだけ気に入った鼻になっているか、さらにいろいろな表情のなかでも鼻に違和感がないのか、それが最大の問題なのです。

鼻の手術には、こういった難しさがあるため、きちんと対応できるよう我々も心して臨むことにしています。

大口春雄 総院長

鼻の修正をご希望する患者さまは、それぞれ目指している「鼻」のイメージをドクターに伝えきれなかったことによるというのが、修正手術で最も多い原因です。
一般的に、ドクターは患者さまのおっしゃることをよくお聞きして、手術の方法を決めることが重要だといわれますが、実は、それだけでは足らないのではというのが私の意見です。
ある患者さまの場合、前医に「鼻を細くして鼻先を尖らせてほしい」ということを明確に伝えていました。
この言葉をそのまま「美容外科手術用語翻訳機」にかけると、「鼻尖縮小術」と「鼻尖軟骨移植術」という答えが返ってきたのだろうと思います。
実はここに落とし穴があって、「鼻尖縮小術」=鼻尖を細くする手術、ではないということを理解しなければいけません(これは美容外科医の先生において特に必要)。

大口春雄 総院長

つまり、美容外科においては「鼻尖縮小術」=「鼻翼軟骨引き寄せ縫合術」と「鼻尖軟部組織切除術」であって、100%鼻尖を細くできる手術ではないからです。
わかりやすくいえば、鼻尖を細くする(目的)ためには、様々な方法があって「鼻尖縮小術」はその一部にすぎないということです。
この患者さまの本当の要望は、「見た目に鼻先が細く尖った感じで、鼻先の位置は下がるでもなく上がるわけでもなく、鼻筋が鼻先まで途切れることなくスッと通っていて、しかもどこから見ても鼻先に丸い感じがなく、違和感のない鼻になりたい」ということだろうと理解しました。
そこまで理解するのに、術前に3回のカウンセリングで計3時間以上の打ち合わせを必要とし、その間に、話をお聞きするのはもちろんですが、こちらから提案をしたり、理想の芸能人の写真を拝見したり、コンピューターでシミュレーションをしてみたり、絵に描いたり、とにかくあらゆる方法で共通のイメージを作り上げるようにしました。
美容外科の術名というのは、ときに術後のイメージを作る上で間違った方向に我々を陥れてしまう罠になります。
術名は方法であり、決して目的にはなりえないのです。
カウンセリングで第一に重要なのは、目的をはっきりすることであることはいうまでもありません。

鼻の整形を成功させるために

鼻の手術で最も重要な「鼻先の位置・高さ」、この2つの決定については、患者さまご自身に可能な限り確認を行っていただきます。
この作業が、実は術後に患者さまから「なりたい鼻と違う」と言った結果を生まないことに繋がるのです。

鼻の手術を考えるときに、一番大事なことは、その「土台」です。
家を建てるときのように基礎の土台がしっかりしていないと、長く使える鼻になりません。

  • 鼻先の高さを変えたい
  • 思うような鼻先の形にしたい
  • 鼻先を下げたい

もっとも重要な鼻尖部分を、手術の中心に考えています。
鼻尖部分よりも頭側(上側)は「隆鼻術」「鷲鼻形成」「幅寄せ」などのメニューから、必要なものを選択いたします。

頭側(上側)では「眉間プロテーゼ」「眉間軟骨移植」、さらに前額(おでこ)では「ハイドロキシアパタイトによる前額形成」でカバーしながら、顔の中心線のバランスを考慮した組み合わせのご提供を考えています。

鼻尖鼻柱よりも尾側(下側)では、口元のバランスをみながら、「鼻下長短縮術」「口唇拳上」「口唇縮小術」「口角拳上」「鼻翼基部プロテーゼ」「顎プロテーゼ」などの手術を組み合わせて、顔の左右中心線より下半分のバランスをとりたいと心がけています。

同時に、あるいは2次的に鼻翼関係の手術も考えます。
具体的には、「鼻翼縮小術(外側、内側)」「鼻翼拳上術」「鼻翼形成術」「鼻孔縁形成術」などから必要と思われる手術を、鼻柱との関係を見ながら選択することになります。

大口春雄 総院長

美容外科において患者さまに合った鼻の形をご提案するには、術者の美的センスがかなり必要とされます。
しかし、そのクリニックやドクターが考える「美的センス」の基準を患者さまに押しつけるのは美容外科、とくに鼻の手術ではしてはいけないことだと思っています。