ワキガ・多汗症治療とは
ワキガについて
汗を分泌する腺には、エクリン汗腺とアポクリン汗腺という二種類の分泌腺があります。
エクリン汗腺は、全身の皮膚に分布しており、特にわきの下や手や足のひらに多くありますが、エクリン汗腺の汗の成分は、99%の水と1%の塩分でできていますので、臭いはほとんどありません。
多汗症について
多汗症とは、「必要以上に汗をかく」「普通の人以上に汗をかく」症状のことを言います。
緊張・不安などのストレスから交感神経が狂い、体温上昇とは関係なくエクリン腺より汗が過剰に放出される疾患であり、頭部・手・わきに多く見られます。
こんなお悩みにおすすめです
ワキガ・多汗症の治療方法
ワキガの治療法【反転剪除法】
ワキガ剪除法は最も効果が高い方法で、広く行われています。わきの下の皮膚を3~4センチ切開し、皮下組織内のアポクリン汗腺を目で確認し、これを取り除きます。
手術するドクターが直接目で確認できるので、その結果として完治率が高くなります。
多汗症の治療法【ボトックス注入】
ボツリヌス菌から作られたボトックスをわきに注射することで、筋肉が収縮して汗腺が細くなるため、発汗を抑えることができます。
ボトックスはタンパク質の一種で、交感神経の働きを弱める作用があるため、エクリン汗腺やアポクリン汗腺の活動を抑制し、汗の分泌を抑えることができます。
持続期間は約6ヶ月ですが、個人差もあります。
料金
反転剪除法 | 275,000円 |
他院修正 | 385,000円 |
ボトックスビスタ 1回 | 132,000円 |
税込金額
ワキガ・多汗症治療のリスク・副作用
リスク・副作用
十分な安全対策と細心の注意を払い手術を行っておりますが、手術をご希望の方はリスクについてもご理解の上ご検討ください。
反転剪除法は、むくみ、化膿、血腫、皮膚壊死、しこり、ひきつれ、ケロイド、痛み、しびれなどのおそれがあります。
ボトックス注射は、腫れ、内出血の可能性はありますが、数日で治まります。また、違和感が残る場合があります。
手術後の検診も行っておりますので、気になる点がございましたらご相談ください。